2011年 02月 09日
霜の華 |
子供の頃の冬の記憶と云えば、寒い!
しばれる!(北海道弁で凍るような寒さ)
その寒さの中で、特に記憶に残るのが窓ガラスに咲く霜の華。
結晶したも霜模様は様々な形の葉っぱがからみあっているジャングルの様でした。
その美しさは本当に綺麗で、子供心に感心して見惚れていました。
今、思い返すと繊細なボピンレースのようでもありました。
北海道住宅の建てつけが良くなってからか、窓ガラスに霜の華は咲かなくなりました。
つい先週のローカルニュースで観たのですが、霜の華を咲かせるロッジがあると言う。
当然寒い!でもそれだけでは霜の華は咲かない。
どうするかと云うと気温が下がった深夜、中性洗剤を混ぜた水をガラスの上部から流すと
朝には窓ガラスに繊細な植物かボピンレースのような天然と全く同じ結晶の霜の華が咲くのです。
オーナーさんはお客様へのサービスとして毎晩霜の華咲か爺さんになっていました。
そのニュースを観て、私は子供の頃の記憶をたどり・・・霜の華を染めてみたのです。
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by batik-yuko
| 2011-02-09 19:15
| 今日のバティック
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