2011年 03月 05日
九谷の点描 |
あるわあるわ、どうしてこんなに物に囲まれて暮らしているのか呆れています。
先週から台所周辺の整理を始めたのですが、たびたび手が止まるのは思い入れのある食器をしみじみと眺めてしまうからです。
画像の九谷はほぼ40数年前、能登・高山旅行で買った小鉢で、当時の1か月のお給料半分はしたでしょうか?金沢滞在中に何度も何度も店に出向いて・・・・、これは物とのご縁というのでしょう。
思い切って買いました。
幸いひとつもかけることなく今も使っています。
今度の整理で手にして眺めると、九谷模様特徴の点描がバティックの点に見えてきました。
点の粒を筆先で揃えて描き表すのは難しい筈です。今まで見落としていた丁寧な仕事と美しさを改めて眺めています。
私は旅のお土産に必ず食器を持ち帰ります。
重くて大きな睨み鉢は壊れるリスクもありながら、これも持ち帰るの?と、
何度も自問自答をして結局欲が勝ってしまいます。
縁のあった食器類を整理には時間が掛かりそうです。
正直、整理なんてしたくないのです。
中田ゆう子バティックの世界HPへ
by batik-yuko
| 2011-03-05 08:06
| 今日の旅の思い出
|
Trackback
|
Comments(0)