2006年 11月 16日
展覧会オープニング会場で |
「中日国際和平現代美術作品展」は蘇州市の蘇州革命博物館で11月10日~20日の開催です。
「革命」と厳しい名称が付く建物での開催ですが、実は3月完成の蘇州美術館が完成には至らず、急遽の変更になったのです。この展覧会の主催は蘇州市美術家協会2団体と日本の社団法人亜細亜美術友好会です。中日3団体の選抜作品は蘇州が絵画・工芸品95点、日本が絵画と工芸品85点で国別の2会場で展示されていました。
日本の会場へ。本来はギャラリーでは無いので・・・、ああ~どの作品もライティングされていなくて・・・、工芸作品のガラスケースは磨かれていなかったので皆でガラス拭き、うう~~。でも、開催までに尽力された方々を思うと私達は言葉には出来なくて・・・、でもちょっとガ・ッ・カ・リ。
そして、中国の会場へ。30代の若い作家さんが多く水墨画が半数を占めていました。目録を見ると(画像左上)水墨画は中国画と言うようです。西洋画はデッサンを学んで基礎を作りますが、中国画は水墨画が基礎になり、その後好きなカテゴリーの制作をするのだと版画を出展している女性の説明です。
墨の濃淡の美しさと共に顔料や水彩を画材とした中国画は筆さばきが大胆。軽妙な刺し色は生き生きしています。伝統の力強を観た中国開催ならではの作品群でした。
会場入り口は朱赤のアーチ(画像中心)で飾られ、セレモニーの最後は爆竹と紙吹雪!(画像右上)そして朱赤の芳名台と芳名帳(画像左下)!どのような場面でも中国の美意識は健在です。
by batik-yuko
| 2006-11-16 09:59
| 今日の旅の思い出
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