2010年 03月 01日
バリでフィルドワークを重ねて |
バリに関する出版物の中で旅行コーナーにも
置いて欲しい「バリ島の村落祭祀と神観念」
著者:壽原優子さんのバリ宗教儀礼の研究書です。(株)おうふう刊行・2010年2月20日初版・4,800円。
近年は益々観光旅行者の「癒しとグルメのテーマパーク」化したバリであってもなくても、20数年間通い滞在しながら地道なフィルドワークを重ねられた壽原優子さん。
バリ島で初めてお会いしたのは20数年前、バリの友人の紹介でした。
語り口が印象的で物静かな学生さんでした。
それからず~っと20数年間、初対面の時と変わらない静かな語り口で、労苦を惜しまずにバリの心臓部に入り込みバリの人々のと交流を重ねて、ついにバリ島宗教儀礼の研究書をご出版です。
研究内容が難しいか関心を深めるかは、バリへ旅立つ方々それぞれでしょう。でも、バリに行ってバロンも踊りもガメランも観ない聴かない関係ない、と仰る方がいたとしても・・・・、一歩外に出て目にする異文化に「この行列は何?この祭りは何?この音色は何処から?これもお葬式?これはお供物?あれは!これは!それは何?と気になるのがバリの魅力です。
何故の回答本ではありませんが、バリの人々が日常の暮らしの中で注ぐ並々ならぬ深い精神世界を理解出来るのでは、と私の感想です。
この20数年間、優子さんとの再会はいつもバリ島。記憶では・・・、3・4回きり。
時は過ぎて現在は中部大学人文学部教授になられて優子さんとお呼び出来ないのですが、初対面の静かな印象が残っていて、優子さんとお呼びしています。
本当の情熱家は声高ではないのだそうで、優子さんもそのお一人なのですね。
バリが好きでバリを知りたい方々には是非読んで頂きたい、目から鱗のバリ解読本です。
置いて欲しい「バリ島の村落祭祀と神観念」
著者:壽原優子さんのバリ宗教儀礼の研究書です。(株)おうふう刊行・2010年2月20日初版・4,800円。
近年は益々観光旅行者の「癒しとグルメのテーマパーク」化したバリであってもなくても、20数年間通い滞在しながら地道なフィルドワークを重ねられた壽原優子さん。
バリ島で初めてお会いしたのは20数年前、バリの友人の紹介でした。
語り口が印象的で物静かな学生さんでした。
それからず~っと20数年間、初対面の時と変わらない静かな語り口で、労苦を惜しまずにバリの心臓部に入り込みバリの人々のと交流を重ねて、ついにバリ島宗教儀礼の研究書をご出版です。
研究内容が難しいか関心を深めるかは、バリへ旅立つ方々それぞれでしょう。でも、バリに行ってバロンも踊りもガメランも観ない聴かない関係ない、と仰る方がいたとしても・・・・、一歩外に出て目にする異文化に「この行列は何?この祭りは何?この音色は何処から?これもお葬式?これはお供物?あれは!これは!それは何?と気になるのがバリの魅力です。
何故の回答本ではありませんが、バリの人々が日常の暮らしの中で注ぐ並々ならぬ深い精神世界を理解出来るのでは、と私の感想です。
この20数年間、優子さんとの再会はいつもバリ島。記憶では・・・、3・4回きり。
時は過ぎて現在は中部大学人文学部教授になられて優子さんとお呼び出来ないのですが、初対面の静かな印象が残っていて、優子さんとお呼びしています。
本当の情熱家は声高ではないのだそうで、優子さんもそのお一人なのですね。
バリが好きでバリを知りたい方々には是非読んで頂きたい、目から鱗のバリ解読本です。
by batik-yuko
| 2010-03-01 18:28
| 今日のバリは
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