2013年 03月 05日
チャンティンと話をする(2013年バリ滞在記①) |
6年振りの工房で私は一気に初心に戻りました。
バティックを始めてから10数年が過ぎて、ちょっと慣れの中にいた時期です。
事もなくロウを引く見事な職人さん達のロウ引き作業は魅力的です。
こんな貴重な場所があるのは、本当に幸せ者だとつくづくと思いました。
Pegang canteing直訳は [チャンティン(ロウ引きの小道具)とくっ付いている」
バティックを仕事とし始めた職人さんが繰り返し叩き込まれる言葉です。
この意味は「ロウ引きの小道具のご機嫌や具合を優先にして仕事をしなさい」
自分の都合は殺してと云うのか・・・後回しにしてもチャンティンが優先と云う意味です。
自分の感情を殺して・・・ロウとチャンティンのご機嫌が優先・・・・。
そう言えば思い出すのは13年前の最初日に工房オーナーが言った言葉です。
「チャンティンが上手に使えて初めてバティックを染められる。色もデザインも後の話し」と。
あの時は「デザインも色彩も大事なのに?・・・・・」と、当時は納得がいかない気持ちでした。
そして、年数を重ねた・・・今、バティックの作業はまずは自分を殺すことから始まる、
と、言うことを自覚したばかりの私でした。
バティックを始めてから10数年が過ぎて、ちょっと慣れの中にいた時期です。
事もなくロウを引く見事な職人さん達のロウ引き作業は魅力的です。
こんな貴重な場所があるのは、本当に幸せ者だとつくづくと思いました。
Pegang canteing直訳は [チャンティン(ロウ引きの小道具)とくっ付いている」
バティックを仕事とし始めた職人さんが繰り返し叩き込まれる言葉です。
この意味は「ロウ引きの小道具のご機嫌や具合を優先にして仕事をしなさい」
自分の都合は殺してと云うのか・・・後回しにしてもチャンティンが優先と云う意味です。
自分の感情を殺して・・・ロウとチャンティンのご機嫌が優先・・・・。
そう言えば思い出すのは13年前の最初日に工房オーナーが言った言葉です。
「チャンティンが上手に使えて初めてバティックを染められる。色もデザインも後の話し」と。
あの時は「デザインも色彩も大事なのに?・・・・・」と、当時は納得がいかない気持ちでした。
そして、年数を重ねた・・・今、バティックの作業はまずは自分を殺すことから始まる、
と、言うことを自覚したばかりの私でした。
by batik-yuko
| 2013-03-05 16:55
| 今日のバティック
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