2013年 12月 20日
報告。バティック絵画の寄贈顛末記。 |
私がバティック絵画の寄贈をバリの美術館に申し出て、美術館から寄贈承諾のメールを受け取ったのは今年の2月でした。
それから半年間、メールで美術館と具体的な話し合いを重ねていました。
HPとブログやSNSで公に報告をしたのが9月でした。
友人や知人からは嬉しい言葉を頂き、地元の新聞紙面でも取り上げられました。
そして9月、いそいそとした気持ちでバティックを持参して3週間の予定でバリへ向かったのです。
しかし、今日は全く逆の報告になります。
結論は、私は美術館の不誠実な対応に不信を感じてバティック絵画の寄贈を中止しました。
何故こうなったかには、大きな理由が2点あります。
その1、美術館は寄贈を受け取るための事前準備をしていなかった。
美術館の言い訳はスタッフ不足とAPECとTPPの開催に振り回されたから。
事実10月2日から10日までAPECとTPPが開催中で、開催エリアに位置する美術館には一般人は立ち入り禁止だったのです。
その2、寄贈証明書に双方のサイン無しでバティック絵画を受け取ろうとした不自然な対応が多多重なりました。こんな美術館の対応に翻弄されて2週間が過ぎました。
ただ、私に大きなミスがありました。
それは、美術館長兼秘書の女性とだけメールを通じて話を進めたことです。本来ならば美術館のオーナーと話を進めるべきだったのです。
邪推が黒い雲の様に広がります…館長はオーナーに寄贈の話は通していないのでは?寄贈証明書なしでバティックを受け取った後、館長は個人的に何かを企てている?…売却?紛失もありえる?不安要素いっぱいの美術館に寄贈なぞ出来る筈はありませんでした。
そして、滞在3週間の結果です。
美術館に不信感を抱いた瞬間「寄贈はしない」と、決めた私は頭の切り替えをしたのです!
バティックを勉強したBatikBoutique[POPILERⅡ]のオーナーに美術館の経緯を全部話した上で、寄贈を申し出たのです。
オーナーは突然の申し出を快く受け止めてくれて、寄贈証明書や展示に必要なパネル等の下準備をしてくれたのです。
バティックを学んで13年目、美術館との苦い経験の先にバティックが落ち着く場所があったのでしょう。
ひょっとして、バティックの神様がちょっと遠回りの意地悪をした?
そして、バティックを学んだ工房のオーナーと職人さん達との距離は思ってもいなかったほど近かったと気付かされました。
この結果がベストだった、私は心から安心して帰国をしたのです。
BatikBoutique[POPILERⅡ]紹介サイトです。
http://batikpopiler2.com/
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g294226-d2311982-Reviews-Batik_Popiler_2-Bali.html
オーナーから展示時の画像が送られて来ましたら、HPとブログで報告いたします。
永久保存を私と共に喜んでくれたお友達、今は新たな落ち着き先もまた共に喜んでくれた友人達の気持ちを嬉しく実感しています。
それから半年間、メールで美術館と具体的な話し合いを重ねていました。
HPとブログやSNSで公に報告をしたのが9月でした。
友人や知人からは嬉しい言葉を頂き、地元の新聞紙面でも取り上げられました。
そして9月、いそいそとした気持ちでバティックを持参して3週間の予定でバリへ向かったのです。
しかし、今日は全く逆の報告になります。
結論は、私は美術館の不誠実な対応に不信を感じてバティック絵画の寄贈を中止しました。
何故こうなったかには、大きな理由が2点あります。
その1、美術館は寄贈を受け取るための事前準備をしていなかった。
美術館の言い訳はスタッフ不足とAPECとTPPの開催に振り回されたから。
事実10月2日から10日までAPECとTPPが開催中で、開催エリアに位置する美術館には一般人は立ち入り禁止だったのです。
その2、寄贈証明書に双方のサイン無しでバティック絵画を受け取ろうとした不自然な対応が多多重なりました。こんな美術館の対応に翻弄されて2週間が過ぎました。
ただ、私に大きなミスがありました。
それは、美術館長兼秘書の女性とだけメールを通じて話を進めたことです。本来ならば美術館のオーナーと話を進めるべきだったのです。
邪推が黒い雲の様に広がります…館長はオーナーに寄贈の話は通していないのでは?寄贈証明書なしでバティックを受け取った後、館長は個人的に何かを企てている?…売却?紛失もありえる?不安要素いっぱいの美術館に寄贈なぞ出来る筈はありませんでした。
そして、滞在3週間の結果です。
美術館に不信感を抱いた瞬間「寄贈はしない」と、決めた私は頭の切り替えをしたのです!
バティックを勉強したBatikBoutique[POPILERⅡ]のオーナーに美術館の経緯を全部話した上で、寄贈を申し出たのです。
オーナーは突然の申し出を快く受け止めてくれて、寄贈証明書や展示に必要なパネル等の下準備をしてくれたのです。
バティックを学んで13年目、美術館との苦い経験の先にバティックが落ち着く場所があったのでしょう。
ひょっとして、バティックの神様がちょっと遠回りの意地悪をした?
そして、バティックを学んだ工房のオーナーと職人さん達との距離は思ってもいなかったほど近かったと気付かされました。
この結果がベストだった、私は心から安心して帰国をしたのです。
BatikBoutique[POPILERⅡ]紹介サイトです。
http://batikpopiler2.com/
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g294226-d2311982-Reviews-Batik_Popiler_2-Bali.html
オーナーから展示時の画像が送られて来ましたら、HPとブログで報告いたします。
永久保存を私と共に喜んでくれたお友達、今は新たな落ち着き先もまた共に喜んでくれた友人達の気持ちを嬉しく実感しています。
by batik-yuko
| 2013-12-20 21:08
| 今日のバリは
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