マンゴスチン茶

ご覧の通り、濃いルビー色の綺麗なお茶です。
南の国を代表する果物の女王様と呼ばれています。
パッケージの写真は美味しそうな白い果肉ですが、お茶はその果物の皮と樹の葉を
細かく砕いて乾燥させた赤茶色の粗みじんです。

最近バリから戻った友人のお土産で、彼女もバリで始めて見たのだそうです。
インドネシアを輪とした友人が4人集まった時だったので、早速試飲です！

「皮をお茶にするとゴミ問題も解消だね？」
「最近はなんでもお茶にしちゃうよね！」
「インドネシアで飲んでいる人はいないよ？」
「マンゴスチンの香りを付けたらいいのにね？」
「そうそう、ドリアンのあの飴はまずいね～～！」
ああだ、こうだ、と勝手に云った末、ひとりが云った。

「でも・・・、このお茶何か効能はあるんじゃない？」
まさかと思いつつネットで調べた効能は優れモノでした。
果実の外皮は粉末にして下痢、赤痢、皮膚病に使われる。
葉は乾燥して茶にする。皮に含まれる赤い色素は黄色の染料になる。
マンゴスチンの外皮に含まれるポリフェノールの一種のキサントンに、がん抑制効果がある。

インドネシアでは日常的に利用していたのを最近、おみやげ品として生産化しはじめたのでしょう。
始めて知ったマンゴスチン茶を入れ直して再度口にした味は・・・・軽く漢方の味がしました。

インドネシアは世界一の薬草の原産地だった、ふっとそんなことも思い出しました。