2015年 02月 16日
相田みつをさんのろうけつ染め |
TV画面に突然大写しされた書。
初めて目にしたロウけつ染めの書。
この染めの書も変わりなく多くのことを語りかけてくれます。
が、私はロウの書き順に釘付けです。
作品を見る私の目は不純かも・・・・しれませんが?
墨と紙の作品では表せない、文字の書き順がこの作品に表れています。
そして文字に立体感があります。
たとえば、「あ」「せ」「も」「き」。
ロウで書いた文字を一色一回の染めだけで立体感は出せません。
あえて立体感を出した相田さんの意図は?
そして、ロウ文字がかすれていないのは何故?
立体感を出す手法を私がここで説明するのは不要かと思います。
相田さんは染めの手法を熟知されているのがよく判ります。
きっと、遊びながら染めを楽しんだのでしょう、と思うのです。
しあわせはいつも自分の心がきめる
2月15日Am9:00 NHK・Eテレ「日曜美術館」
自分のことば 自分の書・書家で詩人相田みつを放映より
by batik-yuko
| 2015-02-16 10:23
| 今日のバティック
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